私のおせっかい

ボタン掛けがずれてる人に。
首の後ろのボタンがはまっていない人に。
社会の窓が開いている人に。(わざとじゃないうっかりの人に)
リュックの肩紐がねじくれている人に。
バッグの口が開いてる人に。

声を掛けますよ。
でも・・・・・・・・・。

声を掛けたくて掛けられない人がいる。

道を歩いてるときに。
お店の中で。
すごくやせている人(るいそう症の人)とすれ違うたびに。私は切なくなる。

抱き締めてあげたくなる。
救ってあげたくなる。
支えてあげたくなる。
キャラメル一粒あげたくなる。

でも、できないんだよね。何にもできない。勇気がなくて。声を掛けられない。

冷食売り場でずっと食品を眺めていたり。持ってるカゴを見るとお酢1本だったり。
もう、ヨロヨロしながら道を歩いていたり。

10日に一度はそういう人とすれ違う。

ちゃんと病院行って。時には入院して。
心と体を休めて欲しいなと思う。


私のお肉をあげたいよー。
(これは赤身じゃなくて脂身だよー。誰も要らないよねー。)

       
            
        やせなきゃいけないのは、この私。🌴🌴🌴